こんにちは。
今回は世界中の人々から愛されている楽しいお祭りを10つ選び、2025年の開催日程について調べてみました。

人々で賑わい、華やかな見どころが豊富なお祭りは規模に関係なく、いつもときめきと楽しさを与えてくれます。日本国内にも特色のあるお祭りが多いですが、世界に目を向けてみると、より多彩なお祭りが多く開催されていることが分かります。
単なる楽しさや経験のためではなく、各地域の歴史や文化まで知ることができる世界中のお祭りに一度は参加してみる価値があると思います。
旅行の計画を立てる時に開催日程を参考にして、多彩な楽しみを満喫してみてください。
ブラジル・リオのカーニバル
2025.02.28~03.08

ブラジル・リオのカーニバルは世界最大のお祭りとされています。リオのカーニバルの起源は、ポルトガルから渡ってきた移住民の四旬節の前に行われる行事です。アフリカからブラジルに連れてこられた奴隷たちのダンスと演奏などが徐々に調和を成し始めて、現在のカーニバルの独特な形に発展したと言われています。
カーニバルの期間中、ブラジルのリオ全域はお祭りの場に変身します。ブラジルといえば思い浮かぶ「サンバ」のパレードをはじめ、華やかで豊かなイベントが色んなところで繰り広げられます。メインストリートごとにそれぞれのドレスコードが指定されていることもありますので、リオのカーニバルに参加する時は訪れるストリートのパレードの時刻表とドレスコードを確認してください。
ドイツのオクトーバーフェスト
2025.09.20~10.05

世界最大規模のビール祭りであるドイツのオクトーバーフェストは、毎年9月末から10月初めに約2週間ぐらい開催されます。オクトーバーフェストは1810年10月 12日、バイエルンの王子の結婚式をお祝いするためのイベントとして始まりました。開催を続けてきた1883年、ミュンヘンの6大ドイツビール会社が祭りを後援し始めて今の祭りに発展しました。
現在では毎年600万人以上が訪れる世界最大のビール祭りです。お祭りの期間中、ドイツは盛り上がった雰囲気でに満ちており、華やかなパレードとともに様々なドイツのクラフトビール、有名ビールなどを楽しむことができます。メイン会場の座席取りは先着順で行われており、毎年開場と同時に大勢の人が駆け込む珍しい風景が繰り広げられます。
タイのソンクラーン
2025.04.13~04.15

毎年4月、タイは巨大な水鉄砲遊び場に変わります。世界的に有名な水祭り、ソンクラーンが開かれるためです。ソンクラーンはタイの旧正月であるタイ暦4月13日、家族が集まって乾季シーズンの間に積もったほこりを洗い流して浄化を祈願しながらお互いに水を撒き合う風習が、今のソンクランに発展しました。
1年で最も暑い時期でもあるタイのお正月、お互いに水をかけ合いながら暑さを冷やすことができるのはもちろん、幸運と祝福を分かち合います。お祭りの期間中、タイのメインストリートでは相手を選ばずに水を投げ合う風景を見ることができます。世界中の観光客も多数参加して楽しい水鉄砲遊びを楽しむことができます。
モンゴルのナーダム
2025.07.11~07.15

モンゴルの首都ウランバートルで毎年7月11日から行われるナダム祭りは、モンゴルを代表する遊牧文化祭りです。お祭りの期間中、全国民がナダム祭りを楽しんで市内は賑やかな雰囲気になります。お祭りはモンゴルの3種伝統競技である「相撲」「弓」「競馬」を中心に繰り広げられます。
モンゴルの有名歌手や俳優などが集まって開幕式を行い、各部族を代表する選手や観客が首都ウランバートルに集まるだけに、モンゴル特有の趣をたっぷり感じることができます。開幕式や試合の観覧には有料チケットが必要ですので、事前に購入することをおすすめします。
スペインのトマト祭り
2025.08.27

スペインのバレンシア地方のブニョールでは、毎年8月にトマト・フェスティバルが開催されます。街を埋め尽くした人々がお互いにトマトを投げ合う異色のこの祭りは1940年代、若者たちがお互いにトマトを投げ合いながら遊んだいたずらから始まりました。長い歴史を持つお祭りではありませんが、現在は世界中の人々が参加するお祭りに発展しました。
トマト投げ合いはブニョール・プエブロ広場で約1時間行われます。トマト投げ合いの時間が終わって参加者がみんな帰り始めると、大型の散水車などが投入されて街をきれいに掃除します。