ヨーロッパ旅行に行こうと決めた時、まずパッケージツアーにするか、個人旅行にするかと迷う人が多いと思います。
ヨーロッパはパッケージツアーも個人旅行もそれぞれメリットとデメリットがあるため、自分に合う旅行タイプを決めることが重要です。
ヨーロッパ旅行を準備する時、参考できるように経験を通じてそれぞれ感じたことを書いてみます。

パッケージツアー
メリット_多くの情報を得られる
パッケージツアーの一番のメリットは、現地のガイドさんが歴史に関する知識や情報、面白いエピソードなどをすべて教えてくれるので、事前に知識がなくても豊かな旅行体験ができます。
メリット_心配が少ない
毎回、食事を決めないといけないというプレッシャーがなく、ホテルのチェックインとチェックアウトも簡単に済ませることができます。移動の際も交通手段が用意されているので便利です。
デメリット_忙しい日程
パッケージツアーはとにかくすごく忙しいです。パッケージツアーを利用した時、最初は自分が忙しい日程を選んだのかなとも思いましたが、周りの話を聞いてみるとそうでもなかったです。それなのに旅行してる間、毎日のスケジュールが忙しくて大変でした。例えば、ルーブル博物館を1時間だけ見て次のコースに移動したり、バチカンも自由観覧時間を2時間だけ与えられるなど、バスに乗って移動→降りては見学→その次は記念撮影の時間など、次から次へとやることがぎっしりつまっていて忙しいです。また、現地のガイドさんについて回るだけでも忙しく感じられることがあります。かわいいフォトスポットで記念写真が撮りたくてもガイドさんを見失ってはいけないから、撮影はやめてガイドさんに早くついて行かなければならないこともあります。
デメリット_グルメ巡りが難しい
もう一つのデメリットは、食べたいと思った現地のグルメ店に行けないことです。最近は食事がついてないパッケージツアーもありますが、自分が食べたいグルメ店が近くにないと、個別行動の時間にわざわざそこまで行ってご飯を食べて戻る時間の余裕がなくて結局諦めるしかないです。パリで美味しいベーカリーに行ったり、公園のベンチでパンを食べたりなど、自分ならではのリラックスタイムを過ごせることができないです。それに、ツアーで決められたレストランが自分のお口に合わなかったりすると、さらに悲しくなります。
デメリット_ホテルの位置
ホテルのコンディションはすごくいいところもあれば、微妙なところもあったりするので何とも言えないですが、地理的な位置だけはデメリットと言われることが多いです。すべての日程が終わってホテルに到着した後、夜の散歩に行こうと思っても、ツアーで決まったホテルは大体が都心から離れた場所か、都市と都市の中間のどこかの場合が多いからです。

個別旅行
メリット_自分好みの旅行ができる
見どころも、グルメも、休む時間もすべて好きなように旅行プランを立てることができます。途中でスケジュール変更も自由にできます。
デメリット_移動
個別旅行の大きなデメリットは移動の時です。公共機関を利用しての移動は、エスカレーターやエレベーターがないところで重い荷物を運ばないといけないことが多く、なかなか大変です。そのため、移動の疲れで半日ぐらい何もできず、ただ休んで時間を無駄にしてしまうこともあります。
デメリット_コミュニケーションの難しさ
観光地やホテルでトラブルが発生しても英語でうまく説明ができなくて困ったり、レストランでうまく注文ができなくて本当に食べたかったものを食べれなかったりすることがあります。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがあります。移動が大変でも、旅行中にトラブルが発生しても、そのすべてが大切な思い出になります。だが、やはりいつもと違う環境で経験する大変な思いを完全に無視することはできません。そのため、旅行する際に自分はどんなタイプなのか慎重に考えてパッケージツアーにするか、個別旅行にするかを決めてください。
どっちを選んでも、ヨーロッパが何度も行きたくなる観光地であることには間違いありません。