有名女優、横領罪で懲役3年求刑 3億円超を仮想通貨に投資
韓国で絶大なる人気を誇る女優、ファン・ジョンウムが横領罪で懲役3年を求刑されたことが大きな話題となっています。女優として成功を収めている彼女が、4億3000万ウォン（約3.12億円）を自身が運営する会社から横領し、その資金を仮想通貨に投資した罪に問われているのです。
横領の詳細と裁判の進展
8月21日、済州地方裁判所刑事2部で行われた最終公判において、検察はファン・ジョンウムに対し懲役3年を求刑しました。起訴状によると、彼女は2022年7月、自身が全株式を所有する芸能エージェンシー名義で8億ウォンを借り受け、そのうち7億ウォン（約5,010万円）を会社の口座から自身の個人口座に「仮払金」として移しました。その資金を用い、仮想通貨への投資を行ったことが明らかになっています。
さらに同年10月までに同様の手口で計13回の送金を繰り返し、会社の資金総額4億3600万ウォン（約3.12億円）のうち4億2000万ウォン（約3億円）を仮想通貨投資に使用。その後、クレジットカード決済費用として444万ウォン（約31万8千円）や株式ローンの利息返済として100万ウォン（約7万1千5百円）など、その他の個人的な支出にも横領した資金が使用されていたことが判明しています。
罪を認めた公開謝罪と補償の動き
ファン・ジョンウムは5月15日に行われた最初の公判で全ての罪を認め、被害額の返済を求めて延期を申請しました。その時点で彼女はすでに3億ウォン（約2.15億円）を返済済みでした。その後、5月30日と6月5日に私財を処分して残りの金額を全額返済し、関連書類を裁判所に提出しました。
この事件により、これまでの輝かしいキャリアに傷がつく形となり、韓国国内だけでなく海外ファンにも大きな衝撃を与えました。法廷での判決がどのように下されるか、引き続き注目が集まっています。
詳しい情報は、以下から参照いただけます。
トップ女優、事務所から3億円を横領し仮想通貨に投資
出典: News1 [https://www.news1.kr/local/jeju/5886284]