スーパージュニアのヒチョル、デビューに関する裏話を明かす:「もし李秀満先生がいなければ、今の僕はなかった」

MBCの人気番組「ラジオスター」に出演した際、スーパージュニアのヒチョルが、自身のデビュー秘話とSMエンタテインメント創設者である李秀満(イ・スマン)氏への感謝の気持ちを語りました。その中で、ヒチョルは自身の若い頃の驚きのエピソードや、李秀満氏が彼のキャリアにどれほど重要な役割を果たしていたかについて赤裸々に明かしました。
「クラブ通い」の過去と李秀満氏の信念
ヒチョルは番組内で、自身がデビュー前の20代の頃にロックミュージックに夢中になり、クラブに通っていたことを打ち明けました。そして、「もし李秀満先生がいなかったら、僕はデビューしていなかっただろう」と感慨深げに語り、「当時の僕はとても扱いにくい練習生だった」と率直に振り返りました。
彼はさらに、練習生として問題を起こし、一時的に活動停止を命じられた際も、反省文に「自分が何を間違ったのか分からない」と書いたという逸話を披露。しかし、JYPだった場合は即座にクビになっていただろうとしつつ、李氏は彼について「彼はアーティストになる子だ。問題を起こすタイプには見えない」と信念を持って彼を支え続けたと語ります。
ヒチョルスタイルの維持と李氏の後押し
また、MC活動をした際の興味深い話も明かされました。制作チームから髪を「きちんとしたスタイル」にするよう求められたそうですが、当時のヒチョルの髪は長く染められており、彼はその要望に悩んでいました。その時、近くにいた李秀満氏が「何かあったのか?」と尋ね、状況を聞いた上で「このスタイルで問題ないならそのままでいこう。でも、もしダメならその時は対策を考えよう」と言葉をかけて助けたそうです。

最終的に、彼はそのスタイルを変えることなくMCとしての仕事を務め上げたことを振り返り、改めて李氏の理解と支援に感謝を表していました。この話を聞いた司会者のキム・グラも驚きを隠せず、「そんな人はどこにもいない」と感心した様子でした。
スーパージュニア20周年、そして感謝のワイン
ヒチョルは今年でスーパージュニアがデビュー20周年を迎えることを特別に感じており、「高価なワインを購入して李秀満先生の家に感謝を伝えに行った」と語っています。そのエピソードから、彼と李氏の絆がいかに深いかが垣間見えました。
ヒチョルが披露するこれらのエピソードは、スーパージュニアとしての成功の影には、李秀満氏の揺るぎないサポートと信頼があったことを思い起こさせます。彼のプロフェッショナルな姿勢が現在のK-POPシーンに及ぼした影響は計り知れないといえるでしょう。