韓国の人気ガールズグループ「aespa（エスパ）」が新曲「Rich Man」のティーザー画像に対する韓国国内外での賛否両論を受け、ついにメンバーのカリナが直接コメントを発表しました。問題となったのは、公式SNSで公開された「BURST」ティーザーにおける衣装の露出度の高さです。この衣装について、韓国のオンラインコミュニティでは「下着のようだ」「女性ファンをないがしろにしている」といった批判の声が上がり、一部では2000年代のアイドル像に逆戻りしているとの指摘も見られました。一方、海外のファンたちからは「大胆で新しい」として好意的に受け入れられ、完全に異なるリアクションが注目を集めています。
韓国内での論争とカリナの弁明
SMエンターテインメントの所属グループとしてグローバルな活動を展開するaespaは、9月5日に発売されるミニアルバム「Rich Man」のプロモーションの一環で公開した「BURST」ティーザー画像と映像が波紋を呼ぶことになりました。特に、ショートパンツや露出度の高いトップスを中心としたスタイリングに対して、韓国国内のファンは懸念を表明。「aespaの魅力や実力を損なう」といった声も多く上がりました。
この状況を受け、カリナはWeverseでのライブ放送中にファンと交流しながら次のように語り、懸念をなだめました。
🗨️「アルバムジャケット用の衣装だから、音楽番組で着ることはありません。心配しないでぐっすり眠ってください。」
カリナの発言は心配するファンに直接語りかけるものであり、多くのMY（aespaの公式ファンダム名称）に安心感を与えました。ファンの間では、「さすがカリナ」「こんな風に直接弁明してくれるのはありがたい」といった肯定的な反応が広がりました。
国際的な視点の違い
一方で、この問題はaespaのグローバルなイメージと韓国国内での期待との乖離を浮き彫りにしました。国際ファンはこのスタイルを「挑戦的で未来的」として評価し、SNS上では積極的に支持する声が見られました。しかし、このリアクションは韓国国内の保守的な価値観やaespaの既存のイメージとの間での「隔たり」を示すものとも言えるでしょう。
新曲「Rich Man」に期待
目下の注目は、ティーザーのコンセプトとステージパフォーマンスのビジュアルがどのようにバランスを取るかという点です。「Rich Man」のタイトルが暗示するテーマ（富裕さやラグジュアリー）との一致や、実際の衣装デザインがプロモーションの流れに与える影響についても意見が分かれています。
また、aespaメンバーの「内面の成熟」や「個性の発展」がどのように表現されるかも、これからのプロモーションを通じてさらに議論されることでしょう。
最後に
aespaの「Rich Man」は2025年9月5日にリリース予定となっており、ファンたちは彼女たちの新たな音楽とパフォーマンスを心待ちにしています。論争を巻き起こした「BURST」の衣装スタイリングは、あくまでもティーザー用であったとはいえ、リリース後の活動がどのように展開していくのか、大きな関心が寄せられています。
今後の音楽番組やライブステージで見せるスタイリングとパフォーマンスが、果たしてどれだけ韓国内外のファン層を満足させるか、その行方が楽しみです。