Netflixの新作Kドラマ「Genie, Make A Wish」がそのビジュアルとストーリー展開で賛否両論を巻き起こしています。この作品は、韓国で人気の女優ペ・スジと俳優キム・ウビンが主演を務め、2025年10月3日に配信が予定されています。物語は、何千年もの間眠り続けたジーニー（キム・ウビン）が目を覚まし、人間の女性（ペ・スジ）に3つの願いを叶えるというファンタジー要素を含んだロマンスです。しかし、ドラマのトレーラーが公開されるやいなや、ストーリーとその美術設定、特に新たに公開されたキャラクターポスターが否定的な反応を引き起こしました。
「Genie, Make A Wish」が批判を受けた理由
最近公開されたキャラクターポスターは視聴者の間で大きな議論を呼びました。一枚目のポスターではキム・ウビン演じるジーニーが、「ランプのサタン」として紹介されています。彼は魔法の砂を纏った中でリラックスした様子を見せています。一方、ペ・スジのポスターでは彼女が「サイコパスな主人」と呼ばれ、ランプと一緒に電動ドリルを手にしているという異様なビジュアルが展開されています。
このビジュアルに対し、ネット上では「AIで作ったような粗雑なデザイン」「低予算にもほどがある」といった厳しい意見が寄せられています。「キム・ウビンが魅力的に見えない」との指摘も挙がり、視覚的な面においてファンからの期待を裏切る結果となりました。
宗教的要素やストーリーラインに対する反発
さらに、このドラマのコンセプト自体が一部の視聴者から批判を受けています。ジーニーの設定や「ランプのサタン」といった描写が宗教的に敏感な問題を引き起こす可能性を懸念されており、「そもそもこのストーリーライン自体が冒涜的」と感じる人も少なくありません。視聴者にとって、ビジュアルだけでなく内容そのものも受け入れられにくい作品のようです。
ネット上の視聴者の声
redditをはじめとするオンラインコミュニティでは、このドラマに対する議論が白熱しています。一部のユーザーは「ビジュアルが斬新すぎてストーリーの深みが伝わってこない」とのコメントを残しており、他のユーザーからは「ポスターやトレーラーから受け取れる期待感が全くない」と厳しい指摘も見られました。また、「キム・ウビンの姿が失望的」という意見もあり、ポスターが俳優の魅力を正しく表現できていないという指摘が続出しています。
Netflixドラマ「Genie, Make A Wish」が今後どのような評価を受けるかは未だ未知数と言えますが、少なくとも現在のプロモーション段階では視聴者の心を掴むことに苦戦している模様です。公式トレーラーはYouTubeで公開中ですが、初回配信に向けてどれだけの注目を集められるのか、引き続き議論の的となりそうです。