韓国の伝説的ソロ歌手ソン・シギョン、違法事務所運営の指摘に謝罪と説明公表
韓国の著名なソロ歌手ソン・シギョンが、自身が運営する個人プロダクションが「大衆文化芸術産業発展法（以下、文化産業法）」の登録義務に違反していたとして非難を受けました。この件についてソン・シギョン氏は公式声明を発表し、自身の認識不足と過失を認めるとともに、公に謝罪を行いました。
2025年9月18日、彼はこの新法に基づく登録義務を認識できておらず、必要な手続きを完了していなかったことを明らかにしました。 一部では彼の行為が脱税を目的としたものではないかとの批判が上がっていましたが、ソン氏はその意図を全面的に否定しました。
彼のプロダクション「SK Jaewon」は2011年2月に設立され、同年の当時の規定に従って運営されていました。しかし、2014年1月に文化産業法が施行された後、同事務所は新たな登録要件を満たしていませんでした。これに対し、ソン氏は事態の速やかな是正を約束し、自身の声明で全面的な責任を取る姿勢を示しました。具体的な内容について彼の詳細なコメントを以下にまとめました。
ソン・シギョン氏の公式声明全文
「こんにちは、ソン・シギョンです。今回の件で多くの方々にご心配をおかけしてしまったことを、心よりお詫びいたします。
デビュー以来、私は様々な会社や環境を経験してきました。そして2011年、コスト削減と自分が可能な範囲で管理する目的で一人事務所を設立しました。しかし、2014年に文化産業法が施行され、芸術事務所に対する登録システムが導入されていたにもかかわらず、これを認識せず登録義務を果たしていませんでした。
私は、この制度が芸術家の権利保護や業界の健全な運営を目的とした重要な法律であることを、今回学びました。この法律は代表者に基本的なトレーニングを義務付け、不公平な契約を防止し、芸術家や青少年の権利を保護し、性的搾取の禁止や経営管理に関する教育を提供するものです。
登録しなかった事実は、完全に私たちの過失であり、この点について非常に後悔しています。現在、登録手続きを迅速に進めており、これまでの不備を是正していきます。ただし、登録の未完了が収入を隠したり、脱税を目的としたものではないことは強調したいです。私の収入は税理士を通じて常に透明に報告されてきました。
今回の一件は、自分自身をより厳格に見つめ直す良い機会となりました。今後の活動においては、さらに慎重で責任感を持って取り組んでまいります。改めて、多くの方々にご心配をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。」
事務所未登録の初報について
本件は初め、ソン・シギョン氏に対して犯罪行為としての可能性が取り沙汰され、国民の間で大きな議論を呼びました。彼のプロダクションが適切な法的手続きを取っていなかったことが明らかとなり、憶測と批判の的となっていたのです。
しかし、このような事態に対しても彼は迅速かつ正直に対応し、過去の過誤を正す意思を示すとともに、これ以上の混乱を避けるために努力を続ける意向を明らかにしました。今後、彼の活動が厳格な規制のもとでも健全かつ透明に運営されることを、多くのファンが期待しています。
この記事は、事務所未登録問題から始まった騒動と、それに対するソン・シギョン氏の対応や声明を詳しくお伝えしました。彼がこの課題をどのように乗り越え、さらなる発展を遂げるかが注目されます。
（情報元: theqoo・スポーツニュース）