テクノポップ界の伝説、Perfumeが「無期限の休止」を発表 「新しいPerfume」として再出発へ

日本の音楽シーンで25年以上にわたり圧倒的な存在感を放ち続けてきた、テクノポップ界の伝説的なガールズグループ・Perfumeが、「無期限の休止」に入ることを公式に発表しました。このニュースは9月21日、公式ファンクラブサイトを通じて公開され、ファンに大きな衝撃を与えました。
「コールドスリープ」という新たな挑戦
Perfumeは今回の決断について、「これが終わりではなく、これまでの活動を“コールドスリープ”することで充電期間を設ける」という意図を明かしました。この期間を通して、メンバーそれぞれが個々のキャリアに専念し、新たなインスピレーションと共に「新しいPerfume」として再始動するための準備期間にすると公式に述べています。

Perfumeはこれまで、2000年に結成されてから2005年に「リニアモーターガール」でメジャーデビュー。2007年のブレイクシングル「ポリリズム」以降、9枚のアルバムが連続でオリコン1位を記録するという快挙を達成し、日本の音楽史にその名を刻みました。また、国内外で数々の大規模なライブツアーを成功させ、今や日本だけでなく、世界的なアーティストとしても認知されています。
記念すべき25周年を祝った後の決断
今回の発表は、Perfumeが25周年を記念した2部構成のアルバム「ネビュラロマンス」のリリースや、全国11都市で23公演を行った周年ツアーを成功させた直後に行われました。この特別な機会に開催されたイベントで、彼女たちがいかに音楽業界での長い歴史を築いてきたのか、改めてファンに深く印象づけました。さらに、彼女たちは発表の翌日に、5年ぶりとなる東京ドームでの特別ライブも予定しており、このメモリアルな瞬間をファンと共に分かち合う予定です。

未来への希望:ファンと新たな旅へ
メンバーたちは具体的な休止期間について明言しなかったものの、ファンには「また目覚めた時、皆さんと新しい旅を共に歩みたい」と語り、メッセージを送りました。この言葉に、多くのファンが勇気づけられ、Perfumeの帰還を楽しみに待ち続けることでしょう。
日本の音楽シーンを形作り続けたPerfumeの「コールドスリープ」の決断。その目覚めの日、彼女たちとファンがどのような新しい音楽の旅を歩んでいくのか、期待は高まるばかりです。
Sources: Tonboriday