tvNの週末ドラマ『陛下、お召し上がりください』(Bon Appétit, Your Majesty)は、国内外で爆発的な反応を得ており、その中でも主演を務めた俳優イ・チェミンの演技が大きな注目を集めています。イ・チェミンは撮影開始からわずか1か月前にキャスティングされたにも関わらず、弓道や乗馬を集中して特訓し、役柄に完全に没頭しました。この短期間での準備に、彼の高いプロ意識が伺えます。

共演した主演女優であり少女時代のメンバーであるユナは、「準備期間が非常に短かったのに、まるでイ・ホン(役柄)そのもののようでした」と彼の努力を称賛しました。また、本作品の監督であるチャン・テユ監督も「撮影にいつでも挑めるほど、十分な準備をしていることが感じられた」とコメントしています。

第10話では視聴率15.8%を記録し、自己最高を更新。この成功を支えたイ・チェミンの演技力は業界内でも注目されており、既に30件以上の次回作オファーが彼に殺到しているとのことです。
しかし、この急激な人気上昇に対するネットユーザーからの反応は賛否両論あります。一部のファンは「時代劇のジャンルに大変よく合っている」と称賛する一方で、他の人々は「現代ドラマでの演技が今ひとつだったためか、時代劇の方が成績が良い」や「ビジュアルは素晴らしいが、演技がまだ不自然に感じる」といった意見も見られました。
それに対し、多くの応援コメントも。例えば、「歴史ドラマの演技経験が少ない中であれだけの表現ができるのは素晴らしい」、「まさにこれからが楽しみな俳優」との声が挙がっています。
本作品だけでキャリアに大きな弾みをつけたイ・チェミンが、次にどのようなジャンルでどのような活躍を見せるのか、目が離せません。特に彼の持ち前のビジュアルと多彩な才能が今後さらに注目度を高め、時代劇から現代劇、未知の挑戦に至るまで多方面で活躍するのではないかという期待が寄せられています。
『陛下、お召し上がりください』での成功をきっかけに、“時代劇俳優”としてのポジションを確立しつつあり、今後の活動がますます楽しみな俳優の一人と言えるでしょう。