ブラックピンクのリサ、ハリウッド進出で議論勃発?ウィリアム・モリス・エンデバーと契約締結

世界中で圧倒的な人気を誇るK-POPグループBLACKPINKのリサが、ついにその才能をハリウッドでも開花させる準備を整えました。韓国国内外の音楽シーンで活躍してきた彼女は、最近では音楽だけでなく演技分野でも活動の幅を広げています。しかし、そんな注目すべきキャリア展開の裏で、「縁故主義(ネポティズム)」への批判の声が一部で巻き起こっているという、まさに波乱含みの状況です。
リサ、アメリカ大手芸能事務所WMEと契約
9月29日、リサがアメリカの大手芸能事務所であるウィリアム・モリス・エンデバー(WME)と俳優としての活動について独占的な契約を結んだことが発表されました。同事務所には、クリスチャン・ベールやデンゼル・ワシントン、ブレイク・ライブリーといった世界のトップスターたちが所属しており、その中にリサが加わることにより、より国際的な活動が期待されます。

リサはすでに、HBOの大ヒットシリーズ『ホワイト・ロータス』のシーズン3に出演しており、俳優としてデビューを果たしています。また、彼女は今年のアカデミー賞ではK-POPアーティストとして初めてパフォーマンスを披露するという歴史的な瞬間も作り出しました。そうした目覚ましい活躍を受けての今回の発表だけに、彼女のさらなる飛躍に期待が高まります。
「ネポティズム」との批判、その背景とは?
一方、リサのキャリアに対する歓声が上がる中で、一部のネットユーザーたちは批判的な意見を述べています。その大きな要因となっているのが、彼女の交際が噂されているフレデリック・アルノー氏の存在です。アルノー氏は、世界的ラグジュアリーブランドを多く抱えるLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)のCEOであり、いわゆる「億万長者」の一人として知られています。
SNSでは、「恋人のおかげで仕事を得た」といった声や、「大学で演技を学び努力してきた人たちの努力を踏みにじるのか」といった批判的な意見が見受けられました。
ファンと擁護派、それぞれの反応
しかしリサのファンや擁護派の中には、このネガティブな意見に強く反発する人も少なくありません。彼女がこれまでのキャリアで示してきた努力と才能、そして過去の困難を乗り越えてきた実績を挙げ、いかなる批判も不当であると主張しています。
今後のリサの動きに注目
リサが次の演技プロジェクトに何を選ぶのかについては、まだ発表はありません。しかしWMEとの契約を締結したことにより、新たな映画やドラマのオファーが舞い込むことが予想されます。彼女がどのような形でエンターテイメント業界に多様性をもたらし、名実ともに世界的スターとなるのか、その動向に注目が集まります。
リサの今回の挑戦は、単なる新分野での活動拡大にとどまらず、K-POPアーティストによる国際的な市場への突破口となる可能性も秘めています。「アイドル」という垣根を越えた彼女だからこそ、これからの活躍には大いなる期待が寄せられるでしょう。