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BTSの父パンシヒョクのせいで韓国国立博物館が大炎上 批判が殺到した理由とは

HYBE創立者バン・シヒョク氏を巡る国家博物館の炎上騒動

近年、韓国の金融当局との法的問題に直面しているHYBEの創立者バン・シヒョク氏が、新たな論争の対象となっています。今回の騒動は、彼が国家機関の公式SNSに登場したことに端を発しました。

国家博物館とHYBEの協力が原因でネット炎上
2025年10月1日、韓国国立中央博物館は公式SNSにて、同館の館長ユ・ホンジュン氏がバン・シヒョク氏とともに写った写真を投稿しました。この写真は、韓国文化遺産とK-POPを結びつけることを目的とした協定(MOU)の締結に関連しており、その主な内容としては博物館関連グッズの開発や、韓国発の文化商品を海外に広めることが掲げられています。

しかし、この投稿はすぐさまネット上で非難を浴び、多くのユーザーが怒りの声を上げました。特に、金融取引関連で詐欺を働いたとして告発された人物が公的機関のSNSで紹介されることに対して、多くの人々が「国家機関が論争のある企業家を正当化している」と批判しました。

バン氏の法的問題と国民の反応
投稿が問題視される背景には、バン・シヒョク氏が証券先物委員会より「資本市場法違反の疑いで起訴され、国外出国禁止措置を受けている」という事実があります。この問題が出始めたのは2025年7月であり、同氏は韓国産業連盟の済州夏季フォーラムで予定されていた基調講演を急遽キャンセルしたことでも注目されました。

文化界やネット上の批判
写真の投稿後、ネット上ではさらに激しい反発が湧き上がり、国立中央博物館はこれに対応する形で10月2日に該当の投稿を削除しました。しかし、削除後も公式に声明や説明を行うことはありませんでした。その一方で、文化評論家チェ・イサク氏はこの件について次のように厳しく批判。

「チョコパイ程度で有罪になる人もいれば、天文学的な金額の詐欺容疑で国外出国禁止を受けても、国家を代表する文化機関でVIP待遇される者もいる。この国ではお金と権力が正義だという事が改めて証明された」

このツイートには、大勢のユーザーから賛同の声が集まりました。

国民の間で高まる疑問
今回の騒動は、バン・シヒョク氏個人の問題だけでなく、企業と国家機関の関係性に対する懸念を浮き彫りにしました。特に公的機関の透明性や倫理観が問われており、文化と資本主義のバランスについて今後の議論がより一層活発化する可能性があります。

この問題は現在も韓国国内で注目され続けており、国立中央博物館側がその立場を明確にするか、または新たなアクションを起こすのか、今後の動向が注目されています。

출처: Hankyung