BTSのRM、結婚や子育てについて率直な考えを語る——韓国ネットユーザーから賛辞の声
BTSのリーダーであるRMが、最近のWeverseのライブ配信中に、結婚や子育てに関する率直な考えを明かし、韓国だけでなく多くのネットユーザーの間で大きな話題を呼びました。特に、女性が直面する社会的なプレッシャーや、結婚が必ずしも「正解」ではないという彼の見解に、多くの人々が共感と賛辞の声を寄せています。「将来、大統領になるべき」というコメントも登場するほどです。
結婚と社会的プレッシャーについての考え方
RMは、社会やメディアが与える結婚に対する圧力について自分の意見をこう述べました。
「結婚に関して言えば、現実的な面や社会的なプレッシャーを多くの人が感じると思います。特に女性は、子供や他の役割に関して、メディアや周りの人たちから常にプレッシャーを受けている感じがします。みんなが“型”にはめられているように感じますが、正直、各自が自分のペースで生きていけばいいと思います。正解はないと考えています。」
また、RMは孤独を理由に結婚を選ぶことについても疑問を呈しました。
「結婚を孤独から逃げるための手段にするのは、ちょっと違う気がします。結婚しても一人になりたいと感じる瞬間は必ずあると思います。それが人間の本質ですから。だから、孤独を楽しめる人は良いパートナーになれる場合もありますし、その逆も然りです。」
このような深い洞察を語るRMに、ネットユーザーからは「真のリーダーらしい」という声が上がっています。
子育てに対する率直な気持ち
さらに、子供を持つことについてもRMはその難しさを率直に語りました。
「子供を育てるって、本当に難しいと思います。自分自身の面倒を見るだけでも精一杯なのに、もう一人の命を育てるなんて簡単にはいかないでしょう。子供にはそれぞれの性格がありますし、自分が親にどれだけ迷惑をかけたかを思い出すと、“自分のような子供だったらどうしよう”って想像してしまいます。それが愛おしいとしても、やっぱり大変だと思います。」
また、RMは結婚や子育てに対する考えは人それぞれであり、どちらの選択が正しいということはないとも強調しました。
「結婚している人は結婚している立場からしか話せず、結婚していない人はその経験がない立場からしか話せません。どちらもお互いの気持ちを完全には理解できません。それぞれの話や経験をそのまま聞くだけで良いと思います。」
そして、彼は次のようにも述べています。
「1990年代生まれの私たちの世代は、韓国において結婚を“オプション”と感じられる初めての世代だと思います。だからこそ、自分自身の選択に従って進めば良いと思います。」
ネットユーザーから広がる称賛の声
この発言に対して、韓国のネットユーザーたちは、RMの成熟した物事の見方や誠実さに感銘を受けています。
- 「年を重ねたら、大統領に立候補するべき。」
- 「自分自身の面倒を見ていくだけでも大変だよね。結婚や子供なんてさらに難しい。」
- 「孤独だからという理由で結婚を選ぶのは本当に危険だと思う。」
- 「やっぱりリーダーとして素晴らしい考え方だね。」
- 「この世代の声を代弁してくれてる気がする。」
こうしたリアクションからも分かるように、RMはただのアイドルを超えて、多くの若い世代にとって重要なメッセージを発信する存在として認識されています。
RMの考えは、ただ単に結婚や出産と言った社会的なテーマに触れるだけにとどまらず、生き方そのものについて深く考えさせるものでした。それぞれが自身のペースで、そして選択の自由を尊重しながら人生を歩むべきだというメッセージが、全世代に共感を与えています。