9月、「話題とは裏腹に失望された」 視聴者が途中で視聴をやめたK-ドラマ5選
韓国ドラマファンは、新しい作品が発表されるたびにワクワクしながら視聴リストに追加することでしょう。しかし、2025年9月に公開または放送された一部の期待されたドラマは、多くの視聴者を満たすことができず、その途中で見るのを諦めたケースが話題となっています。この記事では、日本の視聴者が知っておくべき、視聴者が途中で「もう見ない」と判断した最新の5作品を紹介します。
1. 『トゥエルブ (Twelve)』
KBS2で8月23日から9月14日に放送されたファンタジーアクションドラマ『トゥエルブ』は、韓国半島を悪霊から守る12人の天使を描いたスーパーヒーローシリーズです。マ・ドンソク、パク・ヒョンシク、ソ・イングクといった豪華キャストを揃えたにも関わらず、途中で視聴をやめる観客が続出しました。その理由として、一部ではキャラクターやストーリー展開が視聴者の期待に応えられなかったことが指摘されています。

2. 『コンフィデンス・クイーン (Confidence Queen)』
パク・ミニョン、パク・ヒスン、ジュ・ジョンヒョクといった人気俳優が主演を務めた犯罪コメディ『コンフィデンス・クイーン』は、9月に初放送されました。詐欺師たちが詐欺師や腐敗した企業を倒していく痛快劇のように見えますが、一部視聴者からはリード女優の演技が「過剰」と批判されているようです。期待外れのストーリー展開もまた、視聴者離れの一因とされています。

3. 『ボナペティ、陛下 (Bon Appétit, Your Majesty)』
タイムスリップした料理人が朝鮮王朝で国王の料理人になり、王の信頼を得ようと奮闘するファンタジーロマンス作品『ボナペティ、陛下』は、8月23日からtvNとNetflixで同時放送されました。この作品は大ヒットを記録し、ファンのお気に入りとなりましたが、男性主人公のキャラクターや女性主演の演技に不満を抱く声も少なくありませんでした。また「物語が温い」という意見も見受けられます。

4. 『勝利のトライ (The Winning Try)』
ハンヤン高校のラグビーチームを中心に描く『勝利のトライ』は、7月25日から8月30日までSBS TVとNetflixで放送されました。負け続けのチームが新しいコーチの指導の下、徐々に変わっていくストーリーですが、「役者の演技が好みではなかった」という理由で視聴を諦める方も多かったようです。「ありふれた青春スポーツドラマ」と捉えられてしまった可能性もあります。

5. 『公爵との初夜 (The First Night with the Duke)』
人気ウェブトゥーンを原作にした『公爵との初夜』は、大学生がロマンス小説の中に迷い込み、その主人公と一夜を共にすることで物語が急展開するファンタジーロマンスです。6月11日から7月17日にわたりKBS2で放送されましたが、放送序盤こそ高評価を得ていたものの、「4エピソード以降で急速にクオリティが低下した」との声が相次ぎました。

これらのドラマは、それぞれ興味深いコンセプトを持ちながらも、多くの視聴者の期待に応えきれなかったことで視聴継続を断念されるケースが増えました。だが、10月には新たな期待の韓国ドラマが控えています。今後の作品がファンを満足させることに期待が寄せられています。
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