EXOのメンバーカイが使用した絵文字に議論が沸く～ファンの間で賛否両論～
K-POPグループEXOのカイが最近公開したYouTube動画の中で、一部のファンの間で予期せぬ議論が巻き起こりました。2025年のソロコンサートツアー「KAION」の舞台裏を映した映像中、カイがファンとの交流に使用するメッセージアプリ「Bubble」で送信している画面が一瞬公開され、その際に彼の最近使用した絵文字が見られたのです。この一見些細なシーンが、SNS上で驚くほどの注目を集めています。
背景と問題発端
問題となったのは、映像内で明らかになったカイの絵文字の使用状況です。画面には、天使やハート目の絵文字のほか、「OKする男性」の絵文字が複数表示されており、それぞれ異なる肌の色（デフォルト、ライト、ミディアム、ダーク）で使用されていたことが確認されました。一部の鋭いEXO-L（ファン）がそのスクリーンショットをSNSでシェアしたことで広がり、すぐにこの話題を巡る議論が始まりました。
異なる反応～賛否分かれる意見
SNS上では、カイの絵文字選択を巡り、様々な声が挙がっています。一部の人々は、黒人文化の適切ではない使用としてこの行為を指摘し、「非黒人がダークスキントーンの絵文字を使うのは自己表現やジョークのためであり、不適切だ」と批判しています。特に韓国の一部の人々に、多様な肌のトーンを意識せずトレンディさを追求する傾向がある、と指摘する意見も目立ちます。
その一方で、他のファンやユーザーからは、この状況が過剰に反応されているという声も多く見られます。一部の擁護派は、カイが絵文字を多様なカラーで使った事実に注目し、「彼はただ偶然それぞれのスキントーンを選んだだけ」「すべてのトーンを使用しており、特定のものだけを選んで使ったわけではない」といった主張をしています。一部のSNSユーザーからは、「これを問題にするべきではない」と、話題そのものが不必要に誇張されているとする意見も多く寄せられました。
K-POPにおける類似ケースの影響
韓国エンターテインメント業界では、今回のような絵文字使用に関連する議論が過去にも発生しています。特にリアリティ番組「Single’s Inferno」に出演したオ・ジンテクも、同じような絵文字選択を巡って批判の対象となったことがあります。このような事例が繰り返される中で、文化的敏感さやその表現方法についての認識を高める必要性が改めて議論されています。
最後に
今回のカイの行動に対する論争は、一部ファン同士の言い争いや韓国以外の文化背景を巡る難しい問題を浮き彫りにしました。しかし、これがただの過剰反応なのか、あるいは重要な問題提起なのかについては、まだ結論に至っていない状態です。特に多様性や文化的認識が注目される時代において、芸能人や公人がどのように表現を行うべきかは、引き続き慎重に議論されていくべき分野と言えるでしょう。