少女時代ユリ、元恋人の突然の話題に困惑ーー10年前の関係を持ち出す非礼に批判殺到
K-POPアイドルにとって、過去の恋愛について突然問われた場合、一体どのような対応を取るべきなのでしょうか？この疑問を抱いたのは、少女時代のユリでした。彼女は先日、TVINGの番組『True Fan Zone シーズン2』に出演中に、10年前の元恋人に言及され、観客と視聴者を驚かせました。
野球ファンとしての出演、しかし向けられたのは個人的な質問
長年の韓華（ハンファ）イーグルスファンとしても知られるユリは、2025年KBOポストシーズンプレーオフをライブ観戦するため『True Fan Zone』に招待されました。試合はハンファイーグルス対三星（サムスン）ライオンズ。しかし番組ホストのキム・テギュンから向けられた質問には、誰もが驚くこととなります。
「今日の対戦相手はサムスンですが、どう感じますか？」と尋ねるキム・テギュン。この質問自体は野球に関連する内容で一見無害に思えますが、彼女のファンにとっては明確な背景がありました。
10年前の恋愛を引き合いに出す「デリカシーのない行動」
ユリは2015年、8歳年上のプロ野球選手で三星ライオンズの元投手であるオ・スンファン選手と約6ヶ月間の交際を続け、当時は韓国中で話題となりました。彼らの交際は後に報道され、二人はその後破局。しかしその出来事から10年が経った現在、オ・スンファン選手は既に結婚しており、一児の父でもあります。
ところが、キム・テギュンはここでオ・スンファン選手の引退式に参加したことを明らかにし、ユリの過去の関係を意図的に視聴者たちに想起させました。この際、ユリは苦笑いを浮かべながら「楽しい試合になると思います」と返答。さらに顔を手で隠し、困惑する様子を隠しきれませんでした。
ネットユーザーの意見で二分する反応ーー圧倒的に「無礼」という声が多数
このシーンは番組終了後、SNSやコミュニティサイトで瞬く間に拡散され、議論を巻き起こしました。一部の視聴者は「笑える場面だった」と軽快に受け止めた一方、大多数のネットユーザーはキム・テギュンの行動を無礼だと批判しました。
以下、韓国オンラインコミュニティ「theqoo」での主な意見です：
- 「何を考えてるの？両者とも既に人生を進めているのに。」
- 「無神経。敬意が全くない。」
- 「キム・テギュンっていつもそうなんだよね。彼は恥を知るべき。」
- 「視聴率稼ぎのためにわざと彼女を挑発したよね。本当に最悪。」
- 「オ・スンファン選手の家族へも失礼すぎる。」
また、今回の発言に対し一部の野球ファンからは「面白い」と評価されているというエピソードも伝えられたが、それ自体が更なる怒りを引き起こしました。「野球ファンは選手たちを嘲笑う文化があるから、こういうことが面白いと感じる」とまで指摘され、具体的にはキム・テギュンの「中年男性的な偏見」が露呈したとの声が相次いでいます。
尊重されるべき個人の過去ーー再び注目される必要はない
個人のプライバシーが尊重されるべき現代社会において、10年前の恋愛を公共の場で引き合いに出す行為に対し、視聴者が怒りを示すのも無理はありません。特にアイドルとして、さらなる気遣いが必要な状況であったことは明らかです。
ユリが見せたプロフェッショナルな対応は称賛されるものの、番組側および司会者には今後の放送でより慎重な姿勢が求められるでしょう。