K-POPアイドルソユ、デルタ航空での「人種差別」疑惑を告発—目撃者は異なる主張を展開
韓国の人気アイドルグループSISTARのメンバー、ソユがデルタ航空での人種差別的な待遇を受けたことをSNSで明かし、波紋を呼んでいます。この問題はK-POPファンの間で大きな関心を引く一方で、同じ便に乗っていたと主張する目撃者が異なる見解を述べたことでさらに議論が過熱しています。

ソユが明かした苦悩:「深い傷」
ソユはインスタグラムのストーリー機能を通じて、自身が搭乗したアトランタ発韓国行きの乗継便で、人種差別とも取れる対応を受けたと告発しました。15時間以上に及ぶ長時間フライトでの経験は、 言葉では言い表せないほどの心の傷を与えたと訴えています。
「ニューヨークでのスケジュールを終え、アトランタで乗り継いで韓国に戻るためのフライトに搭乗しました。
疲労困憊の中、食事の時間を知りたくて『韓国人の乗務員』を呼び出すようお願いしたところ、現場責任者から問題のある乗客として扱われ、さらにはセキュリティまで呼ばれました。
私は『もし私が問題なら降ります』とさえ伝えましたが、その後、乗務員たちの冷ややかな視線と態度に耐えなければなりませんでした。
その瞬間、これは人種差別ではないかと思わずにはいられませんでした。
15時間にも及ぶフライト中、何も食べることができず、人種差別による深い傷として心に残っています。」(ソユ)
彼女のこの告発に、多くのK-POPファンから賛同や応援の声が寄せられ、特にデルタ航空に対する厳しい批判が集まりました。デルタ航空は過去にもアジア人乗客に対する対応の悪さが指摘されており、「今回もまたか」といったコメントがSNSを席巻しています。
ファンの反応:「アジア人に冷たい航空会社」
オンライン上ではソユの投稿をきっかけに、多くのK-POPファンや韓国ネットユーザーがデルタ航空を非難する声を上げました。
・「デルタは本当にアジア人に冷たい航空会社のイメージ。」
・「アジア路線で韓国語を話せる乗務員がいたとしても普通。何がそんなにおかしいの?」
・「こんなサービスなら絶対に次は利用しない。」
・「客を侮辱する航空会社なんて最低だ。」
こうしたコメントからも、デルタ航空が過去の対応含め、好意的に受け止められていない状況が見て取れます。
一方で浮上した「別視点」
しかしその後、同じ便に搭乗していたとされる目撃者がInstagramで異なる証言を投稿。これが事態を一変させました。この人物によれば、ソユが自身で「酔って疲れている」と発言し、飲酒した状態で搭乗していたために状況が生じた可能性が示唆されています。

「同じフライトにいましたが、ソユさんは酔って『食事はいらない』と言っていました。乗務員が『酔った状態で搭乗してはいけない』との話をしていました。それを人種差別だと断定するのはおかしいと思います。」
また、この投稿では「セキュリティが呼ばれた」というソユの主張に対しても否定的な意見が示されており、K-POPファンの間ではソユの告発に対する信憑性が問われ始めています。
議論は大混乱へ:ソユへの批判も浮上
目撃証言の拡散に伴い、ネット上ではソユを批判するコメントも増加。多くの人が「本当に人種差別だったのか」を疑問視しています。
・「人種差別を訴えたけれど、実際には自分が失礼だった可能性はない?」
・「『韓国人の乗務員』を求めた時点で、逆差別しているとも受け取れるよ。」
・「次からは簡単な英語で聞いてほしい。『food when?』でも伝わるから。」
・「本当に差別なら正式にデルタ側に訴えればいいのに、SNSで騒ぐのはどうなの?記事にもなってるのに…。」
今後の対応は?
ソユは現時点で特に目撃証言や批判に対してコメントを出していません。しかし、この問題がさらに拡大する可能性は高く、今後の対応次第では世間の注目がさらに集まることは間違いないでしょう。
デルタ航空の過去の評判やK-POPアイドルたちが体験したトラブルが再び掘り起こされる中、ソユの告発がどのように結末を迎えるのか、多くの人々の関心が寄せられています。
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