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女優パクボミ 生まれたばかりの息子はなぜ亡くなったのか 涙で語った真実

女優パク・ボミの赤裸々な告白…15ヶ月で天国へ旅立った息子シモン君の悲劇

韓国の人気女優パク・ボミが、最愛の息子シモン君を失った悲しい経験を語り、多くの視聴者の心を動かしました。シモン君は、わずか15ヶ月で突然この世を去ることとなり、その過程をTV朝鮮の番組「우리 아기가 또 태어났어요(私たちの赤ちゃんがまた生まれました)」で涙ながらに語る姿が放送されました。

パク・ボミ夫妻の愛と悲しみが交錯した日々

シモン君が亡くなってから2年が経過した10月28日、同番組に出演したパク・ボミは、夫で元プロサッカー選手のパク・ヨハンと共にその経験を共有しました。当時彼女は第二子を妊娠34週目でありながらも、息子への深い愛情と悲しみを噛み締めながら語っていました。「もちろん辛くて悲しい気持ちはありますが、シモンを誇りに思っています。彼は私たちが自慢したい赤ちゃんです」と微笑みながら話す姿からは、深い母親としての愛情が伝わってきました。

突然の悲劇—無邪気な笑顔から一転

シモン君が亡くなる前日、彼は友達と元気に遊び、食欲も旺盛で、特に変わった様子は見られませんでした。しかし、早朝になって突然発熱。体調が崩れるのではと心配したパク・ボミは、解熱剤を使用し一時的に熱は下がったものの、翌朝になって再び彼の顔色が赤みを帯びたため、急いで近くの小児科医院へ向かいました。

その日、医院では23人の患者が順番待ちをしており、新型コロナウイルス感染症の拡大で混雑が続いていました。シモン君は泣き出すなど不安定な様子を見せたため、パク・ボミは隣人の助けを借りて病院へ直行。ところが、その移動中にシモン君は突然、母親の腕の中で体を硬直させ、その後ぐったりしてしまいました。

壊れた母の心と命をつなぎ止める奇跡

パク・ボミは涙ながらに「その瞬間、シモンが亡くなったと母親の本能で感じました」と告白。病院に到着するや、緊急治療室で複数の医療スタッフが心停止状態のシモン君に蘇生処置を施しました。その結果、40分後に彼の心拍が再び戻りましたが、脳活動に反応が見られず、集中治療室へ移されることに。シモン君は最後の1週間を家族とともに過ごし、その後静かに息を引き取りました。

「シモンの心臓がもう一度動いたのは、私たち夫婦に最後の時間を与えるためだったと思っています」と語るパク・ボミの言葉からは、深い愛情と共に紡がれた強さと覚悟が感じ取れます。

第2子誕生と乗り越えられる痛み

この悲劇から2年後の2025年10月2日、夫婦の間には第2子となる女の子が誕生しました。新しい命の誕生が家族に笑顔を取り戻すことを願う視聴者も多く、世間からの温かいメッセージが寄せられています。

パク・ボミ夫婦が悲しみを抱えつつ視聴者に届けたメッセージは、子どもを持つすべての親の心を揺さぶるものでした。シモン君が生きた短い日々の中で、彼が愛された証はその記憶に永遠に残り続けることでしょう。

(引用元:Chosun Biz