元K-POPガールズグループ「Crayon Pop」のメンバーであるウェイが、元4Minuteメンバーでありソロアーティストでもあるヒョナの急激な体重減少に対し、健康への懸念を表明しました。ウェイは11月5日、彼女のYouTubeチャンネルで公開した「なぜK-POPダイエットは失敗するのか＋成功するには？」というタイトルの動画で、過剰なダイエット文化の問題点について詳細を解説。そこには、ヒョナを含む具体的なアイドルの名前が登場しました。
ヒョナはSNSで自分の外見について厳しい自己批判を投稿し話題となりました。先月、彼女は「以前は骨のように痩せていたのに」と自分を責める内容や体重を元に戻す决意を共有。その後、11月4日にはわずか10キロの減量を達成し、現在の体重が49キロであることを公開しました。この驚きの結果は、多くのファンとネットユーザーの間で衝撃を与えました。
ウェイは動画内で、ヒョナの急激な減量とその方法に対して率直なコメントを述べました。「ヒョナが最近少し体重が増えたと思った。でも彼女がインスタグラムで自分を責めている投稿を見て、とてもかわいそうだと思った。もちろん、健康的なダイエットを決意したのは良いことだけど、彼女が使っている言葉に心配を覚えた」と述べています。
さらに「『たくさんのジャンクフードを食べた』という表現を使っていましたが、それは報酬と罰の思考を示している。その結果、再び絶食に走る可能性がある」と指摘。ウェイはこれが短期間の成功に終わるだけでなく、いわゆる“リバウンド現象（ヨーヨー効果）”を引き起こすリスクがあると説明しました。また、年齢を重ねるにつれて絶食ダイエットの効果は薄れると強調し、「その結果、痩せていても健康ではない『スキニーファット』になりやすい」と述べました。
動画では、ヒョナだけでなく他のアイドルについても言及されました。たとえば、宇宙少女のダヨンがソロデビューのために12キロの減量を成し遂げたことも取り上げられ、同じく懸念を示しました。
ウェイは自身の経験を交え、「極度の絶食ダイエットは長続きせず、逆に健康が害される」としたうえで、現在はバランスの取れた食事を摂ることに力を入れていると言います。「しっかり食事を取ることで、活動や運動のパフォーマンスが向上します。精神的な健康が良い仕事を生み出し、それがポジティブな循環を生む」との持論を述べ、健全なダイエット方法の重要性を強調しました。
ウェイの意見は、特にK-POP界の過剰なスタイル志向とそこから来るプレッシャーの中で、より健康的なアプローチの必要性を訴える声として多くの共感を集めています。