K-POP悪魔ハンターズ、ファン理論で物語が再解釈?人気映画の続編に期待高まる
2025年に公開されたソニーの映画『K-POPデーモンハンターズ』は、登場キャラクターたちの魅力や感動的な音楽シーンで瞬く間に世界的なヒットを記録しました。同映画は暗闇に覆われた世界を舞台に、K-POPアーティストが悪魔ハンターとして戦い抜く姿を描いています。この話題作の続編が2029年に公開予定であることが報じられ、ファンの間では新たな展開に待ちきれない声が溢れています。それに伴い、今作の隠された真実や続編への伏線をめぐる数々の想像が膨らんでいます。今回は、『K-POPデーモンハンターズ』に関する8つのファン理論についてご紹介します。
1. セリーヌがルミの母親を殺したという衝撃の仮説
本作の陰鬱な世界観がさらに深まる驚異の説が、セリーヌがルミの母リュ・ミヨンを殺害したのではないかとするファン理論です。この仮説によれば、故意か過失かを問わず、セリーヌが行った行動が物語の中心となる悲劇を引き起こした可能性が浮上しています。

2. ハンターと悪魔の愛が救いのカギ?
劇中で語られる悪魔ハンターの標語「闇と光が出会う時、世界は正される」が、実は戦いではなく、ハンターと悪魔の和解や愛を意味するのではないかという理論も注目されています。ルミの両親の愛が彼女の誕生をもたらし、結果的に彼女がラスボスのギウィマを倒したことは、この説を強く後押ししているようです。

3. ルミは半分悪魔だからジヌの魂を引き継げた?
最も感動的な場面の一つであるジヌの「君が僕を蘇らせてくれた」というセリフ。しかし、その裏にはルミの母親が父親に魂を捧げた過去と、ルミが悪魔としての血を受け継いでいたことが影響しているのではないかという理論もあります。

4. 世界には他の悪魔ハンター集団も?
戦争規模の悪魔退治をたった3人で担うのは非現実的だという見解も根強く、他の地域にも音楽を通じて悪魔と戦うハンターグループがいるのではないかとファンたちは推測しています。

5. ディストラック「Takedown」の破壊力が逆効果に?
HUNTR/Xが歌う「Takedown」は団結よりも対立をテーマにした曲調から、劇中の悪影響を招いていたのではないかという意見も。また、彼らのネガティブな歌詞が悪魔に力を与える深いメタファーであった可能性が考えられます。
6. サジャボーイズのメンバーは記憶を消されていた?
ジヌを除くサジャボーイズのメンバーは、自分たちのアイドルとしての素性や人間時代の記憶を失ったまま操られているのではないか、という理論も。もし、ギウィマが完全に消え去り彼らが自由になれば、それぞれの過去や背景が続編で明らかにされる可能性があります。

7. ギウィマの真の計画――魂を悪魔化?
奪われた魂をただ消費するだけでなく、それを新たな悪魔として配下にすることでギウィマの軍勢を拡大していた、という意外な説も浮上しています。

8. サジャボーイズのメンバー、元々別のアイドルグループ所属?
劇中で登場するヒーラー・ハンの部屋には過去のK-POPグループの写真が飾られており、サジャボーイズが人間時代に別グループとして活動していた可能性も指摘されています。特に、複数の写真がジヌ以外のメンバーに関係していると考えられています。

続編でこれらの理論がどれほど取り入れられるのか期待が高まります。劇中で張り巡らされた伏線の数々が解き明かされる瞬間が楽しみですね。2029年の公開を待ちながら、今後の展開や情報に注目していきましょう。
出典: Variety