Netflixのヒットアニメ映画「KPOP DEMON HUNTERS(K-POPデーモン・ハンターズ)」の続編制作が正式に決定したとの報道が話題を呼んでいます。現在、続編の制作に向けてNetflixとSony Picturesが契約を結び、2029年の公開を目指して準備が進んでいます。この作品は、アニメーション特有の制作時間の長さを考慮し、4年後のリリースを予定しています。

韓国オリジナルアニメとして注目を集めた「KPOP DEMON HUNTERS」は、Netflixでの配信開始から驚異的な人気を博し、世界中で3億回の視聴回数を記録。この数字は、Netflixの映画史上最高の記録とされています。また、映画のオリジナルサウンドトラックである「Golden」が、第71回グラミー賞「年間最優秀楽曲(Song of the Year)」にもノミネートされるなど、その影響力は映画の枠を超えて広がっています。
Sony Picturesは今回、映画の成功に伴いNetflixから219億ウォン(約15億円)のボーナスを受け取りました。これにより、プロジェクト全体でSony Picturesが得た総収益は約4000万ドル(約57億円)に達しました。同社は以前、制作費として1億ドル(約150億円)がNetflixから支払われ、その上で約2500万ドルのプロフィットを得ていました。
続編の制作契約が結ばれたことは、両社にとって大きなステップであると同時に、ファンにとっても朗報です。続編の詳しいプロットや登場キャラクターについての詳細は明らかにされていませんが、前作同様、K-POPとアニメーションのユニークな融合を引き継ぎつつも、さらにスケールアップした内容になることが期待されています。

このニュースは、映画業界だけでなく音楽業界にも関心を集めており、K-POPのグローバルな人気がどれほどの影響力を持つかを改めて証明する形となりました。2029年の公開に向け、今後の正式なキャラクター情報や予告編の発表が待たれる中、ファンたちは続報に熱い視線を注いでいます。
情報元: Nate News