K-POPグループNJZ(NewJeans)が専属契約に関する裁判で敗訴-ADOR復帰の可能性が浮上?
ニュージェンズ(NewJeans、以下NJZ)が専属契約を巡る裁判において、所属事務所ADORに敗訴した件が注目を集めています。今年10月末、韓国の裁判所はNJZとADOR間で争われた契約有効性に関する訴訟でADORの主張を支持する判決を下しました。この判決を受け、NJZの法律代理人は即座に控訴する意向を示しましたが、その後2週間以上が経過しても控訴は行われておらず、ファンの間で憶測が飛び交っています。

多くの報道によれば、NJZが控訴を行わなかった場合、彼らが活動を再開するにはADORの元で活動を再開する可能性が高いと言われています。NJZ側は以前の声明で「2024年4月の監査が行われる前のADORの状態に戻るなら」という条件付きで復帰の可能性を示唆していました。
控訴期限が迫る一方でNJZの動きは沈黙状態?
現在、NJZが控訴できる期限は11月13日まで。期限が迫る中でも控訴がなされておらず、ネット上ではNJZ内部で意見が分裂しているのではないかとの声があがっています。一部のファンはNJZがADORと和解し、古巣に戻る意向ではないかと推測しています。一方、NJZの法律チームが期限ぎりぎりに控訴を計画しているだけで、多くを語らない可能性も指摘されています。
韓国のSNS上では「即座に控訴するって言っておきながら、なぜ今だに動きがないのか」といった声や、「復帰は難しいのでは」という悲観的なコメントが多く見られます。「控訴はタイミングを見計らっているに違いない」という楽観的な意見も存在するものの、その沈黙と動きの遅れが不満を生じさせています。
ファンとK-POPコミュニティの反応
NJZがもしARRYに復帰する場合、大きな波紋が広がると考えられています。NJZの活動再開を待ち望む声がある一方で、HYBE傘下のADORに戻ることに対し反発の声も多く、「復帰すれば業界内での扱いが悪化する」や「他のHYBE所属アーティストと同じ建物での活動は不可能」との批判的意見が目立ちます。一部のファンは復帰後のNJZが他のアーティストとは一線を画した状態で活動するべきだと提案するほど、コミュニティ内で分裂が起きています。
いまだ進展が見えないNJZとADORの関係。この裁判は単なる契約問題にとどまらず、ファンダム内外でも議論を巻き起こし続けています。期限が目前に迫る中、NJZがどのような決定を下すのか、全世界のファンが緊張の中でその行方を見守っています。