韓国で有名なラッパーDinDin、驚きの自己告白「セレブ病にかかっていた」と過去を赤裸々に語る

韓国で大ヒットしたラップサバイバル番組『Show Me The Money 2』で一躍スターとなったラッパーDinDinが、自身のキャリアの転落について衝撃的なほど正直に語り、視聴者たちを驚かせました。彼は人気YouTube番組『サロンドリップ2』に出演し、自らの「セレブ病」や傲慢になってしまった過去を振り返りながら心境を告白しました。
「母親のクレジットカードを使う」は本当の姿だった
DinDinは、カナダで3年間留学した後、ラップの道を選び韓国に戻ったと語り、『Show Me The Money 2』出演当時の自分について、「当時の行動やライフスタイルは全て本気だった」と強調しました。また、番組内で話題となった「母親のクレジットカードを使う」という歌詞についても、「虚勢だと思われたけど、実際本当のことだった。あの頃の自分はまるでG-DRAGONだと思っていた」と明かしました。この傲慢さが、最終的に彼を「転落させた」とも振り返りました。
周囲の批判と先輩たちの忠告
初めて人々に認知され、人気者になったことで、周囲に対して尊大な態度を取ることが多かったと話すDinDin。彼は当時、ヒョンデ(弘大)でSwingsやMad Clownなどの有名ラッパーたちと会い、わざと自慢げに振る舞っていたことを告白。「あの頃の自分を見ると結構恥ずかしい。同じ行動をしている若い自分を縛りつけて殴りたいくらいだよ」と反省の弁を述べています。


また、ミュージシャンでプロデューサーでもあるLee Hyun Doに厳しく叱責された経験も言及しました。「お前は何かになったつもりか?すれ違う10人中9人がお前のことを知らないんだぞ」と言われ、自分をG-DRAGONと比較することへの批判が彼の目を覚まさせたとのことです。
ワールドカップ発言での反省
さらにDinDinは、『2 Days & 1 Night』という番組内で2022年カタールワールドカップ時に韓国代表監督のパウロ・ベントを批判し、当時非常に炎上したことにも触れました。
「人々が自分を好きだと思い込んで、増長してたんだ。何を言っても正しいと思い込み、しかしその結果叩かれるようになった」「いま振り返ると、あの頃の発言は馬鹿げていたよ」と、当時の自信過剰を深く反省している様子を見せました。


人間として成長する現在のDinDin
現在では「今の自分が人生の中で一番良い状態にある」と語るDinDin。年上の女性(「ヌナ」)の友人たちが良き相談相手となり、批判を乗り越える力を与えてくれたと話します。「彼女たちは、僕が反省しながらも一歩一歩進む中で大きな慰めをくれる存在だった」とDinDinは明かしました。また、「過去の経験を乗り越え、より良い自分になろうとしている。今では自分が確実に成長していると感じている」と結びました。
DinDinが披露した、人間としての成長についての告白は、多くの視聴者に共感と感動を与えています。韓国で知名度のあるラッパーの裏側を知った多くのファンが、新しいDinDinを応援する日が来るのかもしれません。
記事提供元: TenAsia