BTSのVがInstagramでの投稿で激しい非難を受ける
世界的に活躍する韓国の人気グループBTS（防弾少年団）のメンバーV（キム・テヒョン）が最近のInstagram投稿において、ネット上で激しい批判を浴びています。今回の議論の中心は、彼が旅行中に撮影した写真に写っているある特定のブランドが原因となっています。このブランドがボイコット対象となっている企業であるため、多くのネットユーザーが失望を表明する形となりました。
ボイコット対象のブランドが写った投稿
2025年11月28日、Vは自身のInstagramアカウント（@thv）を通じて旅行中の写真をいくつか投稿しました。しかし、その中にはコカ・コーラやスターバックスが映り込んでいます。これらのブランドはグローバルなボイコット運動のリストに含まれており、一部では特定の社会問題や紛争への関与が指摘されているブランドとして知られています。
特に現在の中東情勢において、ガザ地区での虐殺に関連するとされる企業が関与しているという見解から、一部アーティストやセレブリティはこれらのブランドを避けるべきとの声が強まっています。そのため、Vの投稿を見た多くのネットユーザーは「ボイコットリストにあるブランドを無意識にでも宣伝しているのではないか」と非難を寄せています。
SNSでの反応
投稿直後からSNSではVの行動に対する厳しいコメントが相次ぎました。
「コーラとスターバックス、一度の投稿に両方載せるなんて…さすがに無神経すぎる。」
「こうしたブランドを選ぶのは自由かもしれないけど、影響力のある立場としてもっと配慮が必要では？」
「彼が影響を与えるフォロワーの数を考えると、このような行動は残念としか言いようがない。」
一部のユーザーはさらに感情的な表現で、彼を「無配慮で無責任」だと非難し、ブランドの選択が今後のイメージに影響を与える可能性があると指摘しました。
過去の類似事件と影響
この問題は今回が初めてではありません。過去にもK-POPアーティストが同様にボイコット対象ブランドやその関連の行動を支持すると見なされ、批判を受けた例が多々あります。特にVのような世界的人気を誇るアーティストにおいては、発信する内容が世界中の人々に影響を与えるため、こうした問題は注視されているのです。
ファンの中には「写真を投稿する前にもう少し慎重になるべき」と彼を擁護する声もありますが、多くの意見は彼の影響力を考えると、より社会問題への意識を高めるべきだというものでした。
今後のVの対応に注目が集まる
Vはまだこの件に関して公式なコメントを発表していません。しかしながら、今回の騒動が持つ意味は彼自身やBTSのイメージだけでなく、ブランドや社会運動の流れにも関わる重要なポイントとも言えるでしょう。今後、彼がどのようにこの問題に対処するのか、多くの人々が注目しています。
今回の件を受け、韓国だけでなく日本やその他の国々でも、影響力を持つ人々の行動がいかに重要であるかについての議論が高まる可能性があります。影響力の大きいスターとして、社会的な影響を意識した行動が求められる時代となっている中で、今回の出来事は文化や影響力を持つアイドルについて再考する機会となるかもしれません。