BABYMONSTER アヒョンの「Golden」高音パフォーマンスに対する男性アイドルの反応が議論に…2025 MAMA授賞式での出来事
2025年11月28日と29日、輝かしいアーティストたちの努力と業績を讃える「2025 MAMA授賞式」が開催されました。今年のMAMAには特別なパフォーマンスが多数企画され、話題を呼びました。その中でも、映画『K-Pop Demon Hunters』に関連するパフォーマンスが注目されていました。
そのような特別ステージの一つとして、BABYMONSTERのメンバーであるアヒョン、ファリタ、ロラが映画の楽曲「Golden」を披露しました。このパフォーマンスは観客やネットユーザーから賛否両論を呼び、特にアヒョンの高音パートが話題となりました。

男性アイドルの反応がオンラインで物議を醸す
アヒョンの高音パートに対するHYBE所属のボーイズグループCORTISのジェームズの反応が撮影され、オンライン上で大きな議論を引き起こしました。映像には、ジェームズがアヒョンのパフォーマンス中に驚いた様子で大きくリアクションする姿が映っています。彼が頭を後ろに倒し、目を見開いたその瞬間は、一部のネットユーザーから「彼女の高音に対する否定的な反応」として捉えられ、批判の的となりました。

Twitterや他のSNSでは、ジェームズの態度について様々な意見が飛び交いました。一方では、彼の反応を「無礼」とし、別の場面での男性アイドルたちのリアクションとの共通点を指摘する声もありました。
「aespaが受賞した瞬間の表情を見せたケオンホに続き、今度はアヒョンの高音に対するジェームズのリアクション。どこかで明らかに無礼だと言わざるを得ないよね。」(@whitesleuthing)
「男性だからって擁護されるケース。本当に女性アイドルが同じことをしたら、炎上してしまうだろうに。」(@itsophanrosed_)
この一連の投稿は、同じ状況で女性アイドルが経験する偏見についても議論を引き起こしました。一部のファンは、その反応を正当化することを「男性優位社会の顕著な例」として位置づけました。
擁護する声も多数、スピーカーの位置や感想の捉え方次第で議論が二分
しかし、すべてが批判的な意見だけではありませんでした。ジェームズのリアクションを見た他のファンたちは、「驚いた様子や感心したこと」の一環として理解すべきだとの声を上げました。特に彼の立ち位置がスピーカーのすぐ隣であったことも考慮し、その反応を「音量や衝撃的な高音に対する率直な感想」と擁護しました。
「これ普通の表情じゃない?スピーカーのすぐ隣にいたし、メンバーが後ろで感嘆の表情をしてる。問題視する必要すらないのでは?」(@peacheswint)
「アヒョンの高音を完璧に表現したこと。ジェームズが驚いてリアクションしただけ。これを以てアヒョンを批判する流れになるの、もう嫌だな。」(@asaccelerator)
このように、反応一つをめぐりネット上での解釈が大きく分かれ、BABYMONSTERのパフォーマンスへの評価とも絡んで複雑な議論が展開されました。ファンや視聴者たちは、この場面から今後のアイドルたちの態度や受け取られ方についても関心を高めています。
アーティストたちへの注目がもたらす影響
今回のジェームズの反応を起点にした論争は、K-POP業界におけるリアクションの扱い、そしてジェンダーによる違いが再び議論される契機となりました。BABYMONSTERのアヒョンの高音パフォーマンスはまさに輝かしいものであり、彼女の才能が広く認められている証拠と言えます。しかし同時に、このような場面では、アーティストに向けられる批評の在り方が問われることも浮き彫りになりました。
2025 MAMA授賞式での出来事は、単なるパフォーマンスを超えて、K-POP文化の中での評価や批判の在り方を再考するきっかけとして語り継がれるのかもしれません。今後も、アーティストたちが才能を発揮できる場と、それを健全に受け止めるファンダムの在り方についての議論は続きそうです。