WACK創設者・渡辺淳之介氏が衝撃の発表を行い、同事務所所属の複数グループが解散することが明らかになりました。「敗北宣言」と題した声明を音楽サイト「Natalie Music」を通じて公開し、これまで所属していたGANG PARADE、KiSS KiSS、ExWHYZ、ASP、そして男女混合グループBiTE A SHOCKの解散を発表しました。このニュースはファンや業界に大きな波紋を広げています。
渡辺氏は声明の中で、WACKのこれまでの道のりを「第1章」とし、2027年に事務所を再スタートする計画を明らかにしました。その中で唯一、Tower Recordsとのコラボレーションにより生まれたグループ「豆柴の大群」は解散を免れることが決定しましたが、その他のグループは解散する方向となります。
さらに驚くべきことに、この解散後、過去のWACK所属アーティストたちには再度オーディションへの参加を呼びかける方針であることが発表されました。次の段階では、よりグローバルな視点を持つエンターテインメントコンセプトを構築する方針で、オーディションの第1次締切が2025年1月31日に設定されています。
WACKは2014年8月に渡辺氏によって設立され、多数のユニークなグループを育ててきました。しかしながら、事務所初の再編となる今回の決断は、WACKの新たな未来を切り開く試みと考えられています。解散が発表されたグループたちは、年明け以降「Where the End Begins by WACK」と題した最後の全国ツアーを行い、日本各地のファンに別れを告げる予定です。このツアーは2025年1月10日から開始予定で、多くの注目を集めることが予想されています。
GANG PARADEやExWHYZ、ASPといった代表的なグループが持つ独自の世界観を愛したファンにとって、この解散発表は非常にショッキングなニュースでしょう。一方で、再スタートを目指すWACKと渡辺氏の新たな挑戦がどのような形をとるのか、今後の展開が注目されます。豆柴の大群の続投も決まり、ファンからは引き続き応援の声が寄せられることが期待されます。
この発表は、音楽業界における挑戦と再起の可能性を示しており、WACKがグローバルエンターテインメントの一端を担う存在へと成長していくのか、大きな関心を集めています。